|
物件の種類
ニューヨークの住宅形式について。
ニューヨークには、不動産物件の種類が数多くあります。
レンタルビル/ アパート (Apartment)
賃貸専門のビルディング/アパートメント。日本でいう賃貸マンションの事契約書締結後は2日~10日で入居可能。 賃貸する目的で建設された建物で、4―5階建てのエレベーターのないアパートから、新規開発した高層高級マンションまで様々なタイプがある。
入居審査は比較的簡単なものから審査基準の高いものまで様々。基本的に契約期間は1年または2年。中途解約は不可、またはペナルティのかかる場合が多い。個人もしくは会社がビル全体を所有し、大家はアパートに冷蔵庫、ガスレンジや暖房設備を設置する義務があり、水道代は込み。 昨今の賃貸物件はコンドミニアムと同様に、24時間ドアマン常駐、ジム、プール、ランドリー等の設備が充実しているところも多い。
コープ (Co-op)
コープとはビルの各ユニットのオーナーがアパート所有権を株券として所有している形態のビルディングの事。借り手はコープ所有者からユニットを貸してもらう。入居審査は、申込書と必要書類を提出し、コープの株主たちが集るBoard(=委員会)の承認を得てから、面接という流れになる。
各個人オーナーがビルの株式を保有し、保有する株式分のお部屋の“占有権利”を持つ事ができる日本にない形式のマンションで、各オーナーが、ビルを所有する会社の株式を所有し、ある部屋を使用する権利 を有する。 ビルのローン、固定資産税、維持費を、株数に従って、支払う。 オーナーは、理事会委員を選び、管理会社にビルの管理を委託する。個人が“所有”しているのでは無いため、賃貸・売却には規制が厳しく、一般に管理組合(ボード)による厳しい書類審査、面接が必要。審査には数週間の日数を要し、3週間以上かかるところが大半。
コンドミニアム (Condominium)
日本の分譲マンションに相当する建物の形態。 各オーナーは、自分のユニット(戸・号室)と、共有部分を持分割合で所有する。 各ユニットはそれぞれ、固有の固定資産税のための番号を持ち、所有者が、 個別に固定資産税を支払う。オーナーは理事会を設立し、 管理会社にビルの管理を委託する。よって、契約は物件の個人オーナー(貸主)と行われる。
貸主と借主の契約締結後、ビルに委託されている管理会社(マネジメントカンパニー)に書類一式を提出してアプルーバル(入居認可)をとる必要がある。契約から認可が下りるまでの期間の目安は、3日から3週間。 各戸ごとに所有者がいて、賃貸契約はそれぞれの所有者とすることになるので、賃料、契約期間等の条件に融通性があり、中途解約等を入れることも可能。入居までの流れはコープと同じく、ビル管理会社からの入居審査がある。
タウンハウス・ブラウンストーン (Townhouse)
一軒家か、2世帯以上の住宅で、通常4~5階建ての物件の事。
コンドップ (Condop)
あまり一般的ではない。例えば、同じビル内に、各々がコンドミニアム形態の駐車場、商業用フロア、住宅用フロア がある場合、住宅用のフロアだけをコープ扱いにすることによって、管理の煩雑な駐車場、商業用フロアの運営を、別にできる所有形態。また、理事会の承認を必要としないコープを、コンドップと呼ぶこともある。
間取りについて
Studio ― 日本でいう、ワンルームまたは1Kの事。リビングルームとベッドル ーム(寝室)がひとつになったタイプ。一人暮らしの方に最適。
Alcove Studio ― 日本で言う、広めのワンルーム、または1Kの事、リビングにダイニ ングエリアがある。特徴として、部屋部分はL字型になっていて、区 切れば小さな1BRとして使えるタイプ。
Jr.1BR ― 広めの1LDKの事。家事コーナーとしてのアルコーブスペースが付い ているタイプ。特徴としてリビングルームがL字型で、区切ると小さ な2BRとして使えるタイプ。
1BR (One Bedroom) ―日本の1LDK の事。NYでは通常650sqf(約 60㎡)程度の広さがある 事が多い。日本の都心の3LDK位の広さ。駐在員や夫婦で住まれる 方に適している。
2BR (Two Bedroom) ―日本の2LDKの事。NYでは通常850-1000sqf(約79-93㎡)以上の広 さがある事が多い。浴室とトイレが一緒になった、フル・バスル ームが2つある場合、1.5バスの場合(1つがフルバスで2個目がト イレのみのハーフバス)1つの場合がある。
3BR (Three Bedroom)―日本の3LDKの事。NYでは通常1200sqf(約110㎡)以上の贅沢な広 さ。賃料もマンハッタンではドアマン付では格安で$8,000~と、 かなり高額。
ニューヨークの家賃相場
NYの家賃相場は常に変動しています。 下記は2010年のNYシティーにおける相場です。
|
|
間取り
|
平均的な賃料
|
|
マンハッタン (ドアマンなし)
|
スタジオ
|
$1750
|
|
1ベッド
|
$2300
|
|
2ベッド
|
$3150
|
|
マンハッタン (ドアマン)
|
スタジオ
|
$2150
|
|
1ベッド
|
$3150
|
|
2ベッド
|
$3600
|
|
クイーンズ ブルックリン
|
スタジオ
|
$1300
|
|
1ベッド
|
$1650
|
|
2ベッド
|
$2250
|
|
ウエストチェスター
|
1ベッド
2ベッド
3ベッド
|
$1800
$2400
$3000
|
|
ニュージャージー
|
2ベッド
3ベッド
|
$2000-2500
$2500-3500
|
|
グリニッチ
|
3ベッド
|
$3000-5000
|
その他、ニューヨークの物件について。
<ウォークアップ・ビルディング>
ウォークアップ・ビルディング という、エレベーターの無い物件は、ニューヨークでは最も一般的だが、殆どが戦前に建てられた階段のみのビルがこのタイプ。比較的低家賃だが、通常ランドリーの設備等はない。
<ドアマン付きアパート>
ホテルの様にコンセルジュがいるタイプ。ビルディングの玄関にドアマンが常駐しており、ビル内に大抵ジムやラウンジなどのアメニティー設備が充実している。駐在員の方や高級感ある物件を探す人に人気がある。
<クイーンズ>
マンハッタンの狭い物件より、クイーンズやブロンクス、ブルックリンなどで広くてより良い条件をお探しになる人も多い。 クイーンズは、マンハッタンまで地下鉄で15分程度で通勤/通学が可能なエリアで、マンハッタンより安い家賃で広いスペースを確保できるので、学生やマンハッタンに通勤をされている日本人が多く住むエリア。 単身者にはアストリアやサニーサイドが人気、ファミリーにはフォレスト・ヒルズが人気。
<ブルックリン>
ブルックリンもエリアによっていろいろな町の顔がありますが、特に人気があるのが、ウォールストリート街にも近く、若いサラリーマンに人気のブルックリン・ハイツ (Brooklyn Heights) とパークスロープ(Park Slope)。
ブルックリンハイツは19世紀の建築様式に沿って建てられた、優雅なアパートの多い高級住宅街で、パークスロープ (Park Slope) は閑静な住宅街で、プロスペクト・パークや、ブルックリン美術館やボタニック・ガーデンのあるエリアで、ファミリーで住まれる方にも好まれる。
ウイリアムスバーグ (Williamsburg) は、マンハッタンの家賃高騰を逃れて移ってきたアーティストや学生達が多く、人気の地域ですが、最近はその人気から家賃もやや高くなりましたが、若い世代にはまだまだ根強い人気のあるエリア。
|